NARADAレーベル

 

 80年代後半、ウインダム・ヒルが日本で流行した後に(乗じてではないでしょうけど)、CDショップの店頭に置いてあったNARADAレーベル系の2作品をご紹介します。いずれもジャケットが幻想的で気に入ってます。(写真:David Arkenstone)

 

My Favorite 2 Albums

Valley In The Clouds / David Arkenstone(1987)


  シンセサイザーを中心に生ギターなどを隠し味にした。幻想的なサウンドが特徴。具体的にどんな作品かというと、邦題&ジャケットが全てを表してます。
 邦題「雲に覆われた谷」。さながら、霧の中に薄っすらと見える谷の風景が、今にも浮かんできそうなサウンドといったところでしょうか。彼のNARADA前の若い頃の経歴は、EL&Pのようなロックを演奏していたとか。経歴に裏打ちされた深みを感じます。


CRISTOFORI'S DREAM / David Lanz (1988)


ソロピアノ作品。ジョージ・ウインストンとか、アンドレ・ギャニオンとかのようなピアノのエコー気味の響きや飾りの仰々しいオーケストラルな面はなく、シンプルなソロ作品に仕上がってます。
 私がこれを買ったきっかけは、アルバムの最後を飾るA Whiter Shade Of Pale(青い影)。そう、プロコルハルムの名曲のカバーが入ってること。
 なんと!そのメンバーのGary Brookerがオルガンで参加しているのです。それだけでも"買い"です。



 


2022年06月17日|ブログのカテゴリー:NewAge