Paul Winter

 

 Windham Hillレーベルのソプラノサックス奏者。彼の作品は、とりわけ自然とのふれあいをテーマにした作品が光ってます。荒涼たる大地、鯨、果ては地球をテーマにした作品もあります。アウトドアで聴くのがオススメです。

 

My Favorite 3 Albums

Canyon (1985)


 グランド・キャニオンをテーマにした作品。アメリカ・インディアンの民族楽器(打楽器)をバックにソプラノサックスが朝日を彷彿とさせるイメージを醸し出しているGRAND CANYON SUNRISEに始まり、即興曲風のMORNING ECHOES、ピアノも入った演奏、BRIGHT ANGELと最初の3曲でどっぷりグランドキャニオンの雰囲気に浸れます。キャニオンの一日の風景を綴り、最後の曲GRAND CANYON SUNSETで幕を閉じます。壮大な自然の中でのライブ録音でのライブ録音で製作されています。


WHALES ALIVE (1987) / Paul Winter&Paul Halley


 「鯨の詩」と邦題のついた当作品は、ザトウクジラの鳴き声とソプラノサックスの響きがさながらドキュメンタリー・フィルムを見るようで叙景的な作品と言えます。曲間に入るナレーションがその雰囲気に拍車をかけますね。オスのザトウクジラは歌うそうだ。高いオクターブから低い声域に移るのはお手の物。彼らはアーティストなんですね。


Greatest Hits (1999) / Paul Winter

 

 彼の20年以上のキャリアを集大成するベスト盤がこれ。彼の代表曲が入ってます。オリジナルアルバムは現在入手困難なものが多いのでこれで我慢するしかないです。収録曲の中でも、Sun Singer,Icarusがおすすめ。



 


2022年06月17日|ブログのカテゴリー:NewAge