KRAFTWERK

 

 

デビュー当時は、Tangerine Dreamなどと並び称され、ジャーマン・プログレの代表グループでした。シンセサイザーおよびギターを様々なエフェクトを用いたサウンドでしたが、前衛的な音作りは一般受けしないものでした。
1975年の「Autobahn(アウトバーン)」から聴きやすいサウンドとなり、一般的にブレイクし、日本での人気は、あのテクノカットの彼らがジャケットの1978年のアルバム「The Man Machine 」からでしょう。その後はニューロマンティックのアーティストに多大な影響を与えていますね。

 

 

My Favorite 3 Albums

Autobahn (1975)


 ドイツのハイウェイ「アウトバーン」をテーマにしたタイトル曲がインパクト抜群。基本的なフレーズをシーケンサーで繰り返している彼ら得意の曲作りですが、中盤アコースティックギターが入ったり、車がすれ違うサウンドエフェクトが変化を持たせてますね。宇宙(彗星)をテーマにした曲や朝の情景を表現した曲も入っています。


Trans Europe Express (1977)


 邦題「ヨーロッパ特急」の名の通り、列車の車窓から見た変らない風景と列車のガタゴト音を表現したタイトル曲が面白い。
 いつまでたっても終わらないって感じの1曲Europe Endressも聴いてて心地よいです。といっても、全編通じて、シーケンサーとシンセ&ドラムシンセでの単純な反復が支配してますので、人によって好き嫌いがはっきりするアルバムでしょうか。


The Man Machine (1978)


 私にとって、リアルタイムで聴いたKraftwerkのアルバムがコレ。いきなりインパクトがあるThe Robots、Metropolice。日本のバンド ヒカシューがカバーしたThe Modelなど、テクノポップの開祖的なアルバムですね。人間と機械と未来社会…そういったキーワードが想いだされる時代を先んじたアルバムでしょう。




2022年06月17日|ブログのカテゴリー:プログレ