PAUL McCARTNEY

 

 云わずと知れた元Beatlesのメンバー。1970年のBeatles解散後、「McCartney」(イクラのジャケット(笑))でソロデビュー。
 その後、Wingsを結成し、U.S.Aツアーや来日キャンセル等の出来事もありました。
 1980年代はソロに戻り、Michael JacksonやStevieWonderとのシングル曲や、ライブ・エイドのEngland会場のラストのLet It Beの演奏など、John Lennon亡き後の元Beatlesメンバーの中心的存在ですね。

 

My Favorite 3 Albums

Band On The Run (1974)  


 私が洋楽に触れた初期の音なので愛着がある1枚です。まずタイトル曲。3つの曲をつないだ感じですが、展開が素晴らしい。アコースティック・ギターの伴奏が始まるところがイイですね!! 2曲目、「Jet」→ ジェット!!ううう う~うう う~うう!! 思わず歌ってしまいます。ジェットってジェット機かと思ったらPaulの飼ってたペット子犬の名前なんですね(最初、女性の名前かと思ってた)。あといろんな名曲がありますが、「Picsoo's Last Words(ピカソの遺言)」が好きでした。最後の「AD.1985」にBand On The Runがまた現れるのがニクイ構成です。


Venus And Mars (1975)


 このアルバム(アナログ初盤)には、ステッカーとポスターが入っていてGood!!(てなことはどうでも良いのですが)。なんといっても1曲目のVenus&Mars~RockShowのメドレーが最高です。あと、BeatlesのWhen I'm Sixty Fourみたいな「You Gave Me The Answer」、シングルカットした「Listen To What A Man Said(あの娘におせっかい)」などハッピーな曲がありますね。また、Wingsのグループとして、メンバー各々の個性が表れ始めたアルバムとしても興味深いです。一例が、ジミー・マクローチ(後に麻薬中毒で死去)のボーカルナンバー「Medicine Jar」です。(後のUSAライブでも、メンバーのDenny LaineのMoody Blues時代の名曲「Go Now」が入っていた。)このアルバムまでが、Paul McCartney&Wingsでしたね。


Give My Regards to Broad Street(1984)


 邦題「ヤア ブロード・ストリート!!」。Paul McCartney主演の同名映画のサントラです。劇中挿入歌として、Beatlesの曲を焼きなおしていますが、それがたいへん印象的ですね。その影に隠れがちですが、タイトル曲はまさに”バラードの名曲”です!!




BOOKS


 

ポール・マッカートニー特集号
 (Music Life 1976年2月号臨時増刊号)

 ポール・マッカートニーの悪夢の来日中止事件(大麻不法所持)。その後に発売されたミュージック・ライフ(またまたシンコー・ミュージックさん。私は回し者じゃないよー)のポール・マッカートニー特集号です。ヴィーナス・アンド・マース発表後の極東ツアー、オーストラリア公演の模様、ビートルズ・ディスコグラフィー、ポールの歴史、ライター・ミュージシャンによるエッセイ集など、盛りだくさんの内容。これで、来日中止(チケット入手したのにー もし実現したら初洋楽コンサートでした)のショックを和らげました。
 このころのメンバーは、
Paul、Linda、Denny Lane、Jimmy McCulloch、Joe English
この中のメンバーでは、リンダとジミーが天に召されたのですね...

 

 


 


2022年06月15日|ブログのカテゴリー:70s&80s私のイチオシ